「落合GMはやりにくい?」 中日・谷繁兼任監督を直撃
07年ヤクルトの古田敦也以来の兼任監督。26年目を迎える選手としては、野村克也氏が持つ歴代最多の3017試合出場を射程圏に捉え、監督としては前年4位からの巻き返しを図る。
――改めて、選手兼任監督を引き受けた理由を聞かせてください。
「打診を受けた時、いろんな思いがありました。『オレに来たの?』という感じと、会見の時にも話したように、白井オーナーをはじめドラゴンズに望まれたんだな、という感じと。できるのかという不安は多少なりにはありましたが、大変なのか、大変じゃないのか、やってみないとわからないですし、大変だから断ろうという気持ちは全くなかった。『野球人生の中で、こんな仕事ができる選手がいるのか』と考えたとき、誰もできないようなことをできる。誰もやらないことをやってみたい、やってやろうっていう気持ちです。いろんな人に相談しました。ほとんどの方が『やるべきだ』と」
――大洋、横浜時代は大矢明彦氏、権藤博氏ら、中日では落合GM……と多くの指導者と接してきて、参考にしている部分はあるのですか。