堂々首位! スポーツ紙が書けない広島快進撃「3つの理由」

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 それが実際のプレーでも出ている。27日は初回に丸が二塁手の失策を見て果敢に二塁を狙った。この時はアウトになったものの、その後も同じような打球で今度は二進。前カードで三塁へのファウルフライで、一塁から二塁へのタッチアップを成功させた菊池はこう話していた。

「盗塁もそうだけど、今年は『アウトになってもいい』と積極的に先の塁を狙うようにキャンプからやってきましたから」

 こういった走塁も、相手守備陣の脅威になっているのだ。

 巨人原辰徳監督(55)は広島を、「バランスがいい」と評している。23年ぶりのリーグ優勝へ、巨大戦力には投手を中心としたバランスで勝負――。「赤ヘル旋風」を「こいのぼりの季節まで」と言わせない強さが、今の広島にはある。

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