重くて長いクラブで素振り
スイングをするときのタイミングとは動きの順序のことをいう。
バックスイングは上体から回りだして下半身に伝わり、ダウンスイングは下半身から上体への順序で動きだせばタイミングのよいスイングができるようになる。
正しい順序でスイングすればいくらでもゆったりとしたテンポで振れるので、それには47インチぐらいの長尺ドライバーで、なおかつヘッドの利いたクラブで素振りをするのがよいと言うプロが多い。
軽くて短いクラブは手でいくらでも速く振れるので、タイミングはあまり関係ない。しかし長くて重いクラブは手でひょいと持ち上げることはできない。両わきを体につけておいて、両腕と両肩を一緒に動かして体をひねってバックスイングしないとトップの位置は一定しない。
ダウンスイングを始めるときも、長くて重いクラブは手で打ちにいくことはできない。クラブの重さを感じて左足から動きだし、腰を左に戻しながら腕を振り下ろしてこないと正しい軌道で振り抜いていくことはできない。