故障の連鎖も…巨人投手陣を壊した原監督の「中5日ローテ」
内海が左肩痛で先発回避
巨人に衝撃が走った。4日、内海哲也(32)が予定されていたソフトバンク戦の先発を回避。朝に左肩の痛みを訴えてそのまま帰京し、5日に出場選手登録を抹消されることになった。
先月29日にやっと初勝利を挙げたばかりだが、防御率3.31は菅野智之(24)に次ぐチーム2位。これからという時の左腕エースの離脱に原辰徳監督(55)は「次の役割は早く治すこと」と険しい表情だった。
「人災じゃないか。春先から中5日なんてムリをさせるからですよ」
こう言うのは他球団のスコアラー。話を続けてもらう。
「巨人は今季、通常通り、先発投手6人を中6日で回すつもりだった。それが、開幕5戦目に登板した宮国がKOされ、即二軍。その後は5人で主に中5日で回ることになった。開幕後の突然の変更は、リーグトップタイの7勝(2敗)を挙げる菅野に、より多くの登板機会を与えるためでしょう。投手がいないわけじゃないのに、何で中5日なんてムリをさせるんだろうと。若い菅野はまだしも、30代の投手は1年持ちませんよ」