3連続KO巨人・大竹 首脳陣の評価急落で「2軍落ち」危機
巨人のFA右腕が3戦連続でKOされた。
28日の楽天戦に先発した大竹寛(31)が6回4失点。3敗目を喫した。0-4の完封負けにムッツリの原監督は「勝負どころで粘れなかった。壁を越えてくれないと」と大竹に苦言。当然、首脳陣の評価は急落している。さる球団関係者が言う。
「開幕してしばらくは打線の援護にも恵まれ、破竹の勢いで5勝したけど、防御率の悪さと被安打数の多さからも、打たれる投手ということ。エースの内海がいまだ0勝で、周囲からは危機的状況に映るかもしれないけど、内容はずっと悪くないと、原監督は使い続ける意向。先日、右腕の小山が好投して今季初勝利を挙げているだけに、大竹の方がよっぽどヤバイ状況です」
■「あの杉内さんでも」
キャンプ序盤、FA入団の先輩でもある杉内が「今年は信頼されるようにやらないと」と危機感を持って飛ばすのを見た大竹は「あの杉内さんでもそうなんですか。さすがに巨人は厳しいですね…」と話していた。この時は「プレッシャーはまだない。それはシーズンが始まってから」と笑っていたが、この日は「考え過ぎた」とコメント。FA入団の重圧をジワジワ感じ始めている。