専門筋が徹底分析 ブラジルW杯「優勝」「大穴」最終予想
ブラジルがグループA組を1位通過し、勝ち上がると準決勝で〈強豪〉と対戦する可能性は大。G組1位としてベルギー(H組2位予想)とフランス(E組1位予想)を破ったドイツが、準決勝に駒を進めてくるという見方が強い。
■最右翼はブラジル
かつてドイツ1部ビーレフェルトでヘッドコーチを務めた鈴木良平氏(解説者)がこう言う。
「ドイツは02年日韓大会で準優勝した後、レーブ監督がヘッドコーチを務めた06年大会、監督に昇格した10年と連続して3位に入った。レーブ監督は堅守カウンター型、ボールポゼッション型の両方を対戦相手、試合展開や局面ごとに使い分け、ブラジル大会優勝に照準を合わせてチームをレベルアップしてきた。ブラジルでブレーク必至の22歳MFゲッツェ、24歳MFクロース、FWミュラーらがベテラン勢と融合。準決勝でブラジルと事実上の決勝を戦い、そして勝利して優勝する可能性が高いとみます」
元ワールドサッカーグラフィック誌の編集長で現在は「フットボールライフ・ゼロ」編集長の中山淳氏は、優勝候補としてアルゼンチンを挙げる。