日ハムが巨人戦全敗…栗山監督は“蛇に睨まれたカエル”
4番の中田は巨人戦4試合で14打数無安打と大ブレーキ。打線をことごとく分断した。11日の試合は故障離脱した陽の代役の中堅に、未経験の二塁手・西川を起用。打撃力を買った栗山監督の勝負手だったが、不慣れな守備位置での送球が乱れ、失点につながった。巨人戦になると、やることなすこと裏目に出るのだ。
2勝4敗で敗退した日本シリーズを含め、就任以来、巨人戦通算は6勝12敗である。
巨人の原監督は「ファイターズに4戦全勝なんて、めったにないこと」とホクホク顔。本来なら、この日の先発予定は菅野だった。それが、発熱の影響で登板間隔を空けることになった“谷間”の試合だった。巨人戦を全敗で終えた栗山ハムが、交流戦で再び連勝を始めてくれれば、原巨人にとって、これ以上ない“援軍”だ。