来季巨人入り本命視も…オリ金子にメジャーが“熱視線”

奪三振はリーグトップ／（Ｃ）日刊ゲンダイ／（Ｃ）日刊ゲンダイ

「本人にも『マー君があそこまでやれるなら』という思いは少なからずあるようだ。球団としても、ＦＡで人的補償と補償金をもらうよりも、入札制度で大金が入った方がいいという声もある」（チーム関係者）

■３年３０億円の価値はある

　金子が先発した１８日の巨人戦。東京ドームには複数のメジャースカウトが視察に訪れた。お目当てはもちろん金子。スカウトのひとりはこう言った。

「体力的に中４日の先発で３０試合の登板に耐えうるかが課題になるが、制球力とキレはトップクラス。８種類程度の球種を操り、しかも、どの球を投げるときも腕の振りがほとんど変わらない。器用だし、十分に通用する力はある。ウチ以外にも注目している球団はあるし、入札金は満額の２０億円、最低でも３年総額３０億円程度の価値はある」

　カネの勝負になればさすがの巨人も分が悪くなるのだが。