バルサ合流が遅れるネイマール 補償金は「1日190万円」
コロンビア戦での腰椎骨折で全治4週間のブラジルFWネイマール(22)に対して、FIFA(国際サッカー連盟)の「補償金はいくらか?」という話題がにわかに注目を集めている。所属するバルセロナへの合流が遅れることが濃厚となり、FIFAがこの間の給与をネイマールに支払う規定があるからだ。
W杯大会の試合中に選手が負傷した場合、その日から28日以上復帰できない場合は年俸を日割りで計算、FIFAが所属チームに代わり選手に給与を支払う。
ネイマールに支払われる「補償金」は年俸(約7億円)から、1日あたりおよそ190万円。仮に1カ月休んだら、それだけで約6000万円にもなる。
バルサの公式ホームページによれば、クラブの医療スタッフがすでにブラジル入り。ネイマールの早期復帰に向け、万全の態勢を整えているという。シーズン開幕は8月下旬。それまでに復帰できるという報道もあるが、まだ不透明。
スター選手不在だとホーム試合での観客動員数にも影響が出てくる。バルサにとって6000万円分をFIFAが肩代わりしてくれたら負担は減る。しかし、金満クラブだけに6000万円払ってでも元気なネイマールに帰ってきてもらいたいというのが本音だろう。