ブラジル屈辱7失点の原因は…「ミネイロンの惨劇」レビュー
王国の屈辱的大敗を誰が予想しただろうか。ブラジルが自国開催W杯の準決勝という大舞台で、ドイツにまさかの7失点だ。
試合は前半11分、FWクロースのCKをFWミュラーが合わせ、ドイツが先制する。CBの主将チアゴ・シウバを欠いたブラジルは守備が完全に崩壊。ネイマールの代役として期待されたFWベルナルジまで自陣深くで守備に追われた。
ドイツの追加点は同23分。ミュラーからのパスを受けたFWクローゼが自らのシュートのこぼれ球を押し込み、大会通算得点16に。ロナウドを抜きW杯個人最多得点記録トップに立った。
完全に集中力が切れたブラジルに、ドイツは怒涛のゴールラッシュ。同24、26分とクロースがネットを揺らし、2点目からわずか3分で4-0に。同29分にはMFケディラが5点目を決めた。
ドイツは後半も攻撃の手を緩めない。24分、34分とFWシュールレがゴール。ブラジルは終了間際にMFオスカルが1点を返すのがやっとだった。
■ミスを連発したブラジルのボランチ