代理人関係者が明かす…ヤ軍が狙う「田中の次」は日ハム大谷

公開日: 更新日:

 となると、ネックになるのが昨年12月から3年間の期限付きで発効された新入札制度だ。米球界は通常の契約金以外に必要になる最大20億円の移籍金に関して否定的。入札制度は廃止してすべてFAにすべきという意見も根強い。だが、「入札制度が失効する16年以降も1年ごとに協定が更新される可能性は高い」と前出の代理人関係者がこう言った。

「要するにメジャーは一日も早く大谷が欲しいのです。メジャー側は昨年、田中を何が何でも欲しいがゆえに、妥協した末に入札制度をまとめた経緯がある。大谷はその田中に匹敵するピッチャーとして認識されているだけに、日本ハムが移籍を容認するまでは、入札制度を1年ごとに更新していくはずです」

 それが4年後か、5年後になるのかは分からないが、かくしてヤンキースの大谷取りはいよいよ現実味を帯びることになる――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…