代理人関係者が明かす…ヤ軍が狙う「田中の次」は日ハム大谷
米大リーグ、ヤンキースが早くも「第2のマー君」探しに目の色を変えている。
右肘靱帯部分断裂で戦列を離れたとはいえ、前半戦でメジャートップの12勝(4敗)を挙げた田中将大(25)の投球を現場はもちろん、フロントも絶賛。日本のプロ野球のエース級を改めて評価し、先日は育成担当特別補佐のトレイ・ヒルマン氏(51)が来日して日本ハムの大谷翔平(20)や広島の前田健太(26)を視察した。
中でも前田はこのオフ、入札制度(ポスティングシステム)によるメジャー挑戦がウワサされていて、球団も基本的にエースのメジャー移籍を容認する方針。ヤンキース以外にもドジャース、マリナーズ、パイレーツ、インディアンスなどのスカウトがネット裏から熱視線を送っているものの、「ヤンキースの評価はいまひとつだと聞いています」と、西海岸の代理人関係者がこう言った。
「田中と比べて全体的に制球が甘く、スライダーが高めに抜けるケースが多い。それに田中のスプリットのような、絶対的な決め球もないのは大きなマイナスだというのです。そのメンタルや肘肩を問題視する人も球団内部にはいるといいます」