46年ぶり3戦連発弾 西武新人・森友哉が語る戸惑いと自信
――具体的には。
「高校時代は警戒する打者はチームに1人か2人だけ。その打者だけに集中していればいいというのがあった。でも、プロは1番から9番までデータを取って、投手ごとにリードしなきゃいけませんからね」
――もうパの各球団の打者のデータは頭に入っている?
「……(苦笑いしながら、首を横にブンブン振る)」
――日々、勉強と。
「そもそも、一軍に上がってくる少し前に、やっと二軍の投手のクセがわかりかけてきたところですから。一軍は知らない人ばかりで、一度も話したことがない人もいた。リードは難しいですね」
――打撃については、プロ入り前から「スイングスピードは一軍レベル」といわれていた。
「取りえはバッティングだけですから(笑い)。でも、(スイングスピードについては)何か特別なことをしたわけじゃないんですよね。大阪桐蔭のバッティング時間は特に多いわけじゃないし、1日何スイングとか(ノルマ)もなかったし。バットも木製と金属製との違いもそこまで感じませんね」
――つまり、打撃に関しては天性と。
「天性? え、天才?(笑い) いやいや、まだまだっす(笑い)」