男子マラソン 日本勢は銀・銅も突きつけられた世界との差
「私は川内に、『話題を提供するより2時間8分を切ってみろ』と言いたい。先月のベルリン・マラソンでは、2時間2分(57秒)台のタイムが出た。世界には5分や6分台で走る選手もゴロゴロいる。それが8分台のタイムでは話にならない。自己タイムの2時間8分14秒というのは中山竹通が85年W杯マラソン(広島)で出した、当時の日本最高記録(2時間8分15秒)と変わらない。あれから約30年もたって、この程度のタイムの選手がアジア大会の代表になるのが日本マラソン界の現実です。川内は金メダルでなければ世界選手権の選考レースに出ないと言ってるそうだが、ある意味、自分の実力がわかっているから、出るだけ無駄と思っているのではないか」
▽川内のコメント
「タイム的には4秒差だけど、力的には劣っていたので、もう一度、力をつけて世界の舞台に戻ってきたい」
▽松村のコメント
「勝てるかどうか微妙でしたけど、最後は力不足でした」