急上昇の青木株 GMが評価する「数字以上の貢献度」の中身

公開日: 更新日:

■オフには好オファー期待

 青木はポスティングシステムで落札したブルワーズとの正式契約を前に、義務付けられたトライアウトを受験してまでメジャーに挑戦する執念を見せた。入団後しばらくは代走や守備固めでの出場が続いたが、与えられた仕事を黙々とこなし、右翼の定位置をつかんだ。今季はロイヤルズで試合終盤になると代走や守備固めを送られても、ベンチからナインを大声で鼓舞。盛り上げ役を買って出るなど状況を問わずチームの勝利を優先する姿勢を貫いている。

 ムーアGMは規律を重んじるタイプだけに、青木のように真摯な姿勢で仕事に励む選手を重宝する傾向があるという。

 青木の今季の年俸は150万ドル(約1億5900万円)。ムーアGMの肝いりで今オフには好条件のオファーが期待できそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…