キューバ政府が“上から目線” 日本球界派遣に「選手入札」も
そもそも、デスパイネやグリエルが今季同様、来季も活躍できる保証はどこにもない。今季母国リーグの開幕がこれまでの11月から9月に前倒しされた影響で、デスパイネなどは帰国後すぐに所属チームに合流。十分な休養を与えられないまま、国内リーグでのプレーを余儀なくされている。となると、来季は2年間、ほぼ休みなしの状態で日本でのプレーを強いられる。疲労がたたって来日後に「即リタイア」する可能性だってあるのだ。
「デスパイネらの現状を見る限り、キューバ選手の母国での酷使ぶりは相変わらずです。今季、グリエルが7月中旬から左脇腹の違和感で約1カ月も『長期離脱』しましたが、来季はシーズン中に故障して『休養』を取る選手が続出するかもしれません」(前出の担当者)
大金を払って獲得したところで、その対価に見合わない可能性が高いキューバ助っ人。それでもペコペコしてキューバ詣でに出掛ける球団が多いというからバカげた話だ。