日ハム大引 「ブチ切れFA宣言」の裏にある首脳陣との“確執”

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 ダメを押したのは、田中賢介(33=元レンジャーズマイナー)の補強による玉突き人事だ。

 田中が二塁に入ることによって、二塁手の中島が遊撃へ。大引は三塁に押し出され、小谷野(34)や近藤(21)との競争を強いられる。大引はクビをかしげながら、知人に「若手を含め内野手が多過ぎる。僕は必要とされているのか?」と話していたという。「栗山監督は(田中)賢介とツーカーの間柄。その守備力を高く評価していて、ほぼ100%、賢介に二塁を守らせるつもり」とはOBのひとり。

 かくして、大引の怒りは爆発した。

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