代表に暗雲…本田が暑さ対策失敗 監督八百長疑惑も告発受理
アジア杯初戦のパレスチナ戦を4―0で切り抜けたサッカー日本代表。 16日に2戦目のイラク戦(日本時間午後6時キックオフ)を控え、14日は試合会場のブリスベンで午後6時過ぎから約1時間半、冒頭以外は非公開の全体練習を行った。
13日の練習中に左足首をひねり、全体練習から一時離脱したFW豊田陽平(29)、パレスチナ戦でのケガで別メニュー調整だったFW武藤嘉紀(22)も全体練習に復帰し、現時点で「故障者はひとりもいない」(現地取材記者)というが、気掛かりな選手がいる。パレスチナ戦で動き、キレともに悪く、運動量も少なかった大黒柱MF本田圭佑(28)の状態である。
「ブラジルW杯のころとは違い、本田は練習中などチームメートと和気あいあいとしながら練習メニューをこなし、報道陣への対応も非常にフレンドリーです。14日も練習ピッチに真っ先に姿を現してストレッチなど入念にこなし、MF遠藤保仁(34)、長谷部誠(30)、香川真司(25)、FW岡崎慎司(28)と組んでやったボール回しもリラックスした表情で楽しそうにやっていた。メンタル的には充実しているようだが、動き自体には鈍重感があり、間違いなくコンディションに不安を抱えている。セスノックでの直前合宿でも本田の状態は明らかに悪く、当地でアギーレ監督に対して『体調が良くない』と訴え、トレーナーと回復メニューの相談をしたようです」(前出の記者)