代表に暗雲…本田が暑さ対策失敗 監督八百長疑惑も告発受理
本田はパレスチナ戦の直後、珍しく“弱音”を吐いた。報道陣から「調子はどう?」と聞かれると「いや、コンディションのところが全然(ダメ)でしょ」と即答。表情は冴えなかった。
「本田に限った話ではないのですが、冬の欧州や日本から真夏のオーストラリアに移動して、どの選手に対しても暑熱対策が講じられたが、どうやら本田は、その暑熱対策に失敗したようでコンディション調整に四苦八苦している印象を受けました。実際、パレスチナ戦での本田は、いつもより緩慢なプレーが目立ったし、簡単にボールを奪われたり、単純なミスも目につきました。2戦目のイラク、3戦目のヨルダン(20日)戦は、パレスチナとは確実にレベルが上のチームと戦うことになる。主軸選手・本田のコンディション不良は、大きな不安材料です」(現地取材中のサッカージャーナリスト・六川亨氏)
日本が入っている1次リーグD組は「2強1並1弱」。日本とイラクが1位を争い、ヨルダンが続いてパレスチナは草刈り場といわれている。
しかし、弱小パレスチナから「4点しか取れなかった」ことで展開によっては日本、イラク、ヨルダンが、得失点差で決勝トーナメント進出の2位以上を争う可能性もある。