DeNAオーナーに南場氏 どうなる「本拠地」「ポスト中畑」
「本拠地の横浜スタジアムとは、12年に7年間の球場使用契約を結んでいる。今すぐにどうこうという話にはならないだろうが、その先のことはどうなるか分からない……」(チーム関係者)
新オーナー就任は、監督問題にも影響を及ぼすのではないか。中畑清監督(61)は今季が契約最終年。球団の一部では、巨人の原監督(56)の名前も後任候補に挙がっている。中畑監督に近い関係者は、
「むしろ、中畑監督にとっては続投に追い風ですよ。南場オーナーは夫の看病に専念しているときに、中畑監督から直筆の励ましの手紙をもらったことにいたく感激。昨年の新潟遠征の際も食事を共にし、関係はすこぶる良好です。『勝てるチーム』ということで、ポスト中畑を模索していた春田前オーナーよりは、続投の可能性が高まったといえますよ」
というが、南場オーナーと個人的な付き合いがあり、球界参入時にも候補に挙がった古田敦也元ヤクルト監督(49)の名前が今後、取り沙汰される可能性はあるだろう。
この日の就任会見で、「女性ということはあまり意識したことがない。でも、女性ファンの気持ちは男性ファンよりも分かる。強く楽しく、ファンのみなさんに楽しんでもらえる、愛される球団にしたい」と話した南場氏。いろいろな意味で今年のDeNAは面白くなりそうだ。