全豪OP 錦織が格下相手に序盤苦戦“ヒヤヒヤ勝利”の理由
■相手はチャンコーチまで“丸裸”に
複数の米テニスサイトによれば、錦織のライバルたちは「ケイの成長はコーチのおかげ」と、師匠であるマイケル・チャンコーチ(42)の指導法や現役時代の戦いぶりまで研究しているという。3回戦で錦織と対戦する世界ランク38位のジョンソン(25=アメリカ)もそのひとり。昨年11月から指導を仰ぐ新コーチと二人三脚で、本人だけでなくチャンコーチまで丸裸にしながら「打倒錦織」に意欲を燃やしている。
「チャンコーチも現役時代から百戦錬磨。相手が攻撃パターンを変えてくることは分かっている。相手が逆を突いてきたらその逆を突く方法も伝授しているはず。厳しい戦いで初戦、2回戦を乗り切ったことで、むしろ錦織は調子を上げている」(前出の塚越氏)
次戦は24日だ。