逸ノ城にもヒント求め 日ハム大谷もくろむ「体重増」に潜む罠

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 舐め回すような視線を巨体に送った。

 日本ハム大谷翔平(20)が昨18日、都内ホテルで行われた「報知プロスポーツ大賞」に出席。テーブルで同席した関脇・逸ノ城(21)と初対面を果たすと、199キロの巨体を操る巨漢関取にくぎ付けとなり、「テレビでしか見たことがありませんでしたが、(200キロ近い)あの体でああいう(相撲の素早い)動きが出来るわけですから。見ていて憧れました。僕があのぐらいの重さだったら動けないと思う。(逸ノ城は)ボディーコントロールがありますから。あの体を扱いきれるような技術を知りたい」と目を輝かせた。

 実は大谷、このオフに大幅な体重増をもくろんでいる。「球威をさらに上げるため」だ。

 大谷は今年10月の楽天戦で、日本人最速タイ記録となる162キロをマーク。「球速にはこだわりがあるし、僕の一番の持ち味でもあるので」と話し、さらなる球速アップを明言している。そのため、ウエートをアップし、それに則した体のバランスの研究をしているそうだが、チーム内には「危ない」と懸念する声が出ている。

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