前代未聞の投球非公開 ソフトB松坂の“身勝手”にブーイング
「メジャーで実績を挙げた投手とはいえ、何様のつもりなんか!」
9年ぶりに日本球界に復帰したソフトバンクの松坂大輔(34)が、いきなり報道陣を敵に回した。
自身の練習メニューを勝手に変更したのはまだいいが、屋内ブルペンを独り占めしての「完全非公開」の投球練習が顰蹙を買ったのだ。
事件が起こったのは午後2時30分すぎ。「ちょっとマウンドの感触を確かめたい」と、誰もいないブルペンに足を運んだ直後だった。大勢の報道陣がブルペン脇に集まると、当初はマウンド上でのシャドーピッチングを公開。5分後にブルペン捕手の姿を見つけるや否や、「すみませんが、(全員ブルペンから)出てもらっていいですか」と、記者やカメラマンを遠ざけた。それからおよそ30分、前代未聞の「完全非公開投球練習」を行った。ちなみにこの練習は捕手を立たせての投球だったという。
本人は「集中して(投球練習を)やりたかったし、今は(フォームを)矯正している段階。あまりきれいな形ではないので、見せられる状態になってから(公開する)」と語り、公開するのは「第2クールぐらいですね」と言った。今更何を隠すというのか、というわけである。