年俸10分の1で広島復帰 新井が語る“ゼロスタート”の覚悟

公開日: 更新日:

■「ガムシャラにやることで若手が何かを感じてくれれば」

――ヤンキースから盟友の黒田も復帰する。

「楽しみですよね。この若いチームでベテランは何ができるのか。昨年はあと一歩のところでリーグ優勝を逃している。あと一歩の手助けというか後押しを黒田さんとできたらいい」

――巨人がリーグ3連覇中。巨人を倒さない限り優勝はできない。

「昨年は本当の巨人ではなかった。慎之助(阿部)が本来の姿ではなかったでしょう。あの成績(打率・248)なんて考えられませんよ。後半に長野がケガをして菅野も離脱した。でも、勝負強さを発揮した。今年はみんなもっと成績を上げてくるだろうし、選手層が厚い。やっぱり巨人が大本命に推されると思う」

――とはいえ、昨年は2位の阪神が巨人にクライマックスシリーズで4連勝した。

「本当ですよね。阪神にいたボクだってビックリしましたから(笑い)。まあ、ボクは何も貢献していませんけどね(苦笑い)。野球は何が起こるか分からない。戦力があるからって巨人がずっと優勝するとは限らない。このチームは若いけど、ボクがガムシャラにやることで、若い選手が何かを感じてくれて、あと一歩のその部分の後押しができればうれしい。今年は巨人を倒します!」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”