日ハム武田久が若手の風潮に持論「他球団の選手とは一線を」
昔は他球団の選手としゃべっただけでも、先輩から「敵と仲良くしてどうするんだ!」と怒られることもあったという。それが徐々に緩くなり、今では他球団の選手と食事をするのも珍しくない。一緒に写真を撮って、ツイッターなどにアップする選手も中にはいる。
「僕は同郷の先輩、大学や社会人の先輩を除けば、他球団のバッターとは仲良くしません。付き合っても、せいぜいピッチャー。それも必ず一線を引くようにしています。僕らが生きているのは勝負の世界ですから。親しくし過ぎて、情がわくとか、そういう可能性だってなくはないでしょう。でも、今の子は意外とそういうことは気にしない。他球団との垣根がなくなっているんです。今ではそれが普通過ぎるので、いまさらやめろとか言うつもりはありません。でも、そのあたりのことは若い選手に少しでも考えて欲しいですね。勝負の世界で、敵と仲良くし過ぎたらどうなるか。他球団の選手と付き合うのは構いませんが、ある程度のラインを設けて、一線を越えない方がいいと思います」