平行線から一転…オリ球団本部長が明かす「金子残留」の真相

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――では、シーズン中から金子流出を考えて、大型補強に動いていたと?

「万が一、金子がいなくなった場合、その穴埋めが出来る選手なんて日本にもメジャーにもそんなにはいない。手っ取り早い補強はやはり日本で実績のある外国人選手。そこで、獲得できそうな外国人選手を球団内で早くからリストアップして、調査を続けました。キューバ選手の獲得も考えましたが、いろいろと国との約束や制約があるうえに、シーズンを通して確実に活躍できる保証がなかった。リスクが大きいと判断して、構想からは外しました。中島や小谷野の獲得?彼ら2人に関しても外国人選手の獲得調査と同時進行でした。本当にうれしかったですよ、彼らが来てくれることが決まった時は」

――資金的な問題はなかったのですか? それだけのお金がどこから出てきたのかと。

「これは宮内オーナーの理解のおかげです。昨シーズン途中から補強に動けたのも、オーナーがその頃から『優勝できる戦力を整えるのであれば、ある程度の資金は出す』とおっしゃっていたからです。オーナーの優勝への気持ちが伝わってきました」

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