“札付き”の医師が手術回避 順調マー君につきまとう再発不安

公開日: 更新日:

 右肘靱帯部分断裂からの完全復活を目指すヤンキース・田中将大(26)が18日(日本時間19日)のブレーブス戦に登板。オープン戦の2度目のマウンドは3回3分の2を投げ、2安打無失点、3奪三振、無四球だった。

 初回は2者連続三振に仕留めるなど、3者凡退で切り抜ける。二回には1死から5番ピアジンスキーに中前打されたが、続くシモンズを沈む変化球で遊撃への併殺打に仕留める。その後もテンポ良く打ち取ったが、四回2死から3番フリーマンに右越えの二塁打を許し、予定の45球に達して降板した。

 ここまでは右肘の不安を感じさせず、順調な仕上がりを披露しているものの、この先も同様にいくと見るのは早計だ。

 田中は昨年7月にPRP(多血小板血漿)療法を受けて手術を回避した。今回、レンジャーズ・ダルビッシュ有も診察を受けたメッツのチームドクターであるデービッド・アルチェック氏にセカンドオピニオンを仰いで最終的に保存療法を選択した。当初の予定通り、6週間で実戦復帰を果たしたとはいえ、アルチェック氏の診断は100%ではなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  2. 2

    《古いタイプの指導者》はア然ボー然…大谷の恩師による「甲子園塾」講義の中身

  3. 3

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  4. 4

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  5. 5

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  1. 6

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  2. 7

    吉永小百合(10)「15歳年上のバツイチと、よく一緒になりましたね」会員限定記事

  3. 8

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  4. 9

    麻生太郎「3頭体制」崩壊でいきなり窮地…自民党総裁選でキングメーカーとしても機能せず

  5. 10

    元プロが関わる「チンピラまがい」の関西ボーイズチーム出身者にスカウト要警戒《教育できそうにない》