常総学院佐々木監督が明かす木内前監督の「近況」と「影響力」
■全国の木内門下生が教え子を紹介
いまだに木内前監督のことを聞かれて面白くないとか、前監督のアドバイスがうっとうしいということはないか。
「それはありません。ちゃんとバックアップしていただいているので、むしろ驚いてますよ。私が選手、コーチ時代に接してきた木内さんは厳しい方。私に気を使ってくれるわけないと思っていましたから(笑い)。私が忘れていることなどもきちんと言ってくれます。例えば初戦に勝って、私は『次も絶対に勝たなきゃ』という思いばかりになっていたのですが、木内さんから『子供たちは沖縄キャンプからずっと根を詰めてるんだから明日くらいは休ませてやれよ』と言われ、ハッとしました」
木内前監督の勇退が選手集めに影響することもないという。
「今も1年生が36人で、全学年合計106人。100人を超えるのは久しぶりですから。『常総に行けば3年で1回くらいは甲子園に行けるだろう』という期待を、私も何とか保っているんじゃないですか(笑い)。全国にいる木内さんの門下生からも教え子を紹介してもらっていますから。特に影響はないと思いますよ」