<第1回>「翔平」の由来は源義経だった…プロの夢を断念した父・徹氏が赤裸々に明かす

公開日: 更新日:

 京の五条の橋の上。牛若丸(義経の幼名)は飛んで跳ねて、身軽な動きで弁慶が振り回すなぎなたをかわした。その義経をイメージして名前をもらった大谷はドラフト1位で日本ハムに入団。

 背丈は“弁慶並み”に大きくなったものの、投げて、打って、八面六臂の活躍で、ファンを魅了している。

■プロ野球選手の夢を断念した父・徹

 徹は現在、奥州市付近にある自動車のボディーメーカーに勤務、車体を造る過程のラインに携わっている。

 勤務は昼夜2交代制。当初、昼の部は午前8時から夕方5時まで。夜は8時から朝5時までだった。

「いまは昼が朝6時半から夕方4時くらい。夜は4時から夜中の1、2時までですか。完全に昼夜さかさまというのはなくなってきています。翔平が中学生くらいまでは昼夜、完全な1週間交代でしたけど、いまは昼が多いです。それでも新車が立ち上がるときや、生産台数を増やさなければならないときは夜も入りますけどね」

 こう話す徹は岩手県立黒沢尻工業高校で甲子園を目指し、卒業後、社会人野球の三菱重工横浜でプレー。当時はプロ野球選手になりたいという夢をもっていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由