FC東京とスポンサーの本音は「武藤よケガだけはしないで」
実際、湘南戦でも相手DF遠藤らのタイトなマークにあって武藤はゴロゴロ転がされていた。後半27分には、相手DFアンドレ・バイアと交錯して転倒。後頭部を押さえて苦悶の表情を浮かべていた。前節・甲府戦(4日)で激しいタックルを受け、首と腰を強打して自らベンチに下がったこともあり、このシーンなど一部関係者の心胆を寒からしめたハズだ。
武藤がJリーグ前期で低パフォーマンスに終わったとしても、本人がチェルシー入りを見送らない限り移籍金や年俸が下がることもない。周囲が「お願いだからムリしてプレーしないで」と、祈るような気持ちになるのももっともだろう。