6年前の例も イチローに懸念されるアンパイアの徹底マーク
実際、イチローは09年9月のブルージェイズ戦で見逃し三振を喫した際、「コースを外れている」とばかりに、バットで線を描くように地面をなぞり、日米を通じて初めて退場を宣告された。バットでコースを示すことは審判への最大の侮辱行為とされているからだ。
その後、イチローに対する牽制などの際どいプレーには厳しい判定が目立ったのは、タブーを犯したことと無関係ではないといわれる。
今季はただでさえ出場機会が限られる立場。審判に嫌われたら目標とするメジャー通算3000安打(残り152本)は今年中に達成できない。