広島マエケンに援護なし 「投手陣に焦り出る」と元コーチ懸念

公開日: 更新日:

 マエケンは以前からメジャー願望が強く、今オフも入札制度によるメジャー挑戦を視野に入れているといわれている。昨オフも球団に直訴するも、松田オーナーは「2年連続で3位に終わり、来季優勝を目指す上で戦力として欠かせない。ファンの後押しがある形で挑戦してほしい」と発言。メジャー挑戦はひとまず、おあずけとなった。

 今季は黒田が復帰するなど、例年にない大型補強を敢行。生え抜きの若手、中堅が台頭しつつある広島は優勝の大チャンスとみられた。無事に優勝を果たせば、ファンも応援してくれるはずで、球団も快く送り出すだろう。

 マエケンもチームのために必死に投げているわけだが、自らに勝ちがつかないばかりか、チームは7勝13敗の最下位に低迷。開幕したばかりとはいえ、これで投手が我慢できなくなって崩れようものなら、チームはガタガタになる。今年これだけ準備して優勝できなかったら、この先いつになるかわからない。

 マエケンのメジャー挑戦は、海外FA権を取得する2年後の17年オフまで待つしかないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭