球宴中間発表でG戦士ゼロ 「原采配に原因」と往年ファン指摘

公開日: 更新日:

■選手の役割が不明確

 巨人の選手にも弁解の余地はある。阿部は今季、一塁に転向して迎えたものの、開幕7試合目で捕手復帰。4番で始まった打順は一時7番にまで下がった。主力の長野や村田にしても、3、5番のクリーンアップから、あっという間に8番に急降下したりする。そんなコロコロ変わる原采配も人気面で影響があるのではないか。

「あるでしょうね。選手の色が薄まりますから。今年も大田や中井が打っていますが、今の坂本の4番にしたって“とりあえず”感が否めない。私のような古いファンからすると、V9時代のクリーンアップはほぼ固定されていて、各選手の役割が明確でした。今の巨人はグルグル動くから、チームとしても、くっきりしないし、どこか選手がぼやけてしまっているように感じます」(コジロー氏)

 昨年もファン投票選出は捕手の阿部ただ一人。「球宴はファンのため」が持論の原監督は自軍の選手にハッパをかけるため、第1戦のスタメンに巨人のメンバーを入れなかった。これは球宴初の珍事だったが、自身の采配にも原因があることを、指揮官は分かっていないのかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭