昨夜も薮田を打ちあぐみ…阪神を待つ後半戦“初モノ地獄”
「初モノにはどの球団も苦労するとはいえ、阪神は度が過ぎる。打線にベテランや外国人が多いこともあって、打席での指示が徹底されていないのでしょう」とは、阪神OB。
「後半戦の2カード目のDeNA戦(甲子園)では、15日の巨人戦で好投した砂田に加え、『ドラ2』新人の石田、新助っ人のビロウが先発候補に挙がっている。いずれも対戦経験がないだけに不安ですよ。後半戦に入れば、二軍で経験を積んだ若手が腕試しで一軍に上がってくるケースもありますからね」
和田監督は前半戦総括で、「勝負の9月に今年こそはという気持ちで挑みたい。昨年、一昨年となかなかいい試合ができなかった。9月に何とか余力を持って試合に挑めるように」と力を込めたが、初モノを克服しない限り、絵に描いた餅だ。