夏の甲子園完全予想 1回戦で「残る学校」と「散る学校」
■第4日(9日)
第1試合は智弁和歌山が津商に勝つ。第2試合は天理が創成館を倒す。第3試合は中越が滝川二を下す。第4試合はV候補にも挙げられる仙台育英が明豊を下す。明豊の前田はカーブを武器にする好左腕だが、仙台育英はエースの佐藤世が復調気配。プロ注目の遊撃手・平沢ら打線も破壊力抜群の仙台育英が上回る。
■第5日(10日)
第1試合はセンバツ8強の健大高崎が寒川に勝つ。第2試合はチーム打率.429の強力打線を誇る鳥羽が岡山学芸館を下す。2回戦に入る第3試合は秋田商が春の九州王者の龍谷を下す。秋田商の左腕エース成田は168センチながら5戦39回で55奪三振の好投手だ。
■第6日(11日)
第1試合は鶴岡東が鳥取城北に勝つ。第2試合は強打の関東一が高岡商を倒す。第3試合は興南が石見智翠館を下す。第4試合は花咲徳栄が三沢商に勝つ。
■第7日(12日)
第1試合は優勝候補筆頭の東海大相模が9年連続出場の聖光学院に勝って好発進する。
「東海大相模の小笠原、吉田の150キロの左右2枚看板は圧倒的で打線も強力。投打に死角は見当たらない。聖光学院は堅守で6戦無失策。実力校ではあるが相手が悪かった」(前出のスカウト)
第2試合は遊学館がセンバツ出場の九州学院を下す。第3試合は強打の作新学院が、第1日の3試合のいずれかの勝者と抽選の上、対戦する。