ロッテ・デスパイネの“不敗神話”がソフトバンクを止めた
8連勝中で、マジック「36」が点灯していたソフトバンクを止めたのは、ロッテ・デスパイネの一振りだった。
7日、2点を追う八回無死二、三塁で打席に立つと、ソフトバンクのセットアッパー・五十嵐のカーブを豪快に振り抜き、バックスクリーンに14号3ランを叩き込んだ。
ソフトバンクは後半戦に入ってから無類の強さを発揮し、試合前まで12勝1敗。一方、ロッテは14年9月23日からデスパイネが一発を打つと14連勝中という「不敗神話」が続いていた。この日は、その神話がソフトバンクの連勝を止めた格好。
試合後のデスパイネは「あの場面は強い打撃を心がけた。打った瞬間は(スタンドに入るか)どうかと思ったけれど、今日のホームランは日本に来て一番うれしいホームラン」と上機嫌だった。