関東第一・米沢監督に聞いた 俊足外野手オコエの素顔と能力

公開日: 更新日:

――最初から外野手だったんですか?

「中学の時は投手もやっていたみたいです。何度かブルペンで投げさせたけど、球威はあるけど制球が……。これは時間がかかる、3年間でものになるのは無理だと判断しました。小学生の頃は捕手もしていたと聞きました。理由? 肩が強いからじゃないでしょうか。最近は少年野球のレベルも高くなっているので、強肩の捕手が求められることが多いそうですから」

――どんな育成をしたのですか?

「ウチは3年生を中心に全員が同じ練習をしていますので、特別オコエに何か指導をしたということはありませんね。ただ、練習が体の中に入っていったといいますか……彼が2年の春、センバツ後の都大会からスタメンで起用するようになりました」

――メキメキ成長していったと。

「ただ、冬のトレーニングにはついてこれませんでしたね。ウチのトレーナーも言っていましたが、オコエの筋肉は短距離選手に多い、瞬発力に優れたもの。半面、持久力系は苦手でしたから。それでも2月ごろから高岡商戦での“一塁強襲の二塁打”のような思い切りの良さ、足の速さ、肩の強さが見え始めました。グラブさばきもうまいし、球際にも強い」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議