仙台育英・佐々木監督語る “県外出身者”勧誘に消極的な理由

公開日: 更新日:

 あす登場する仙台育英(宮城)は言わずと知れた甲子園常連校。例年、ベンチ入りメンバーの中に他都道府県出身の野球留学生がごまんといるが、今年は4人。選手集めの方針に何か変化があったのか、佐々木順一朗監督(55)に話を聞いた。

――今回は県外出身者が4人。8人いた年もありましたが、今年は少ないですね?

「そうでもないですよ。確かにウチは県外出身者はいますけど、その年その年で人数は違うんですよ。例えばヤクルトにいる由規がいた07年は1人を除いて、全員地元の子でした。現在の4人もむしろ頑張ってレギュラーを勝ち取った選手です」

――主力はあくまで地元の選手だと。

「そうですね。それによく勘違いされるんですけど、私は県外も県内も含めて、自分から選手を勧誘したことは一度もないんですよ」

――本当ですか?

「そうですよ。今の選手も中学時代の姿は誰一人として見たことがありませんから。確かにウチは世間的には強豪校と思われているようなので、選手は全国から来ます。私学なので入学希望者が多いのはうれしい悲鳴なんですけど、私自身はむしろ、あまりオススメしてません」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ