ドラ1は3人、進学は11人…「U-18日本代表」の気になる進路
投手では小笠原慎之介(東海大相模)、高橋純平(県岐阜商)が1位で消えるともっぱらで、遊撃の平沢大河(仙台育英)は2位以上、左腕の高橋樹也(花巻東)も3位以上で指名される可能性が高い。捕手で大会ベストナインに選出された堀内謙伍(静岡)は「社会人のトヨタが熱心。指名を検討する複数のプロ球団と綱引きが始まっている」(前出のスカウト)
■家庭の事情で国立大進学の選手も
進学組は現時点で11人。全員が関東の大学という。
決勝の2番手で登板、5回無失点の好投を見せるなど、18イニング無失点だった上野翔太郎(中京大中京)は、早い段階で駒大に内定。スカウトが注目していた右腕・森下暢仁(大分商)はプロか明大かで迷っていたそうだが、「大学で体を作ってからプロに進みたい」と進学を決断した。
「大学では法政の人気が高い。大会最多得点を挙げ、元横浜の内野手・万永氏のいとこにあたる舩曳海(天理)、スーパーサブ的役割だった宇草孔基(常総学院)はすでに内定。捕手ながら代表では一塁を守った伊藤寛士(中京大中京)も、法大への進学を希望している」(セ球団スカウト)