トリプル3当確でMVPも SB柳田の来季年俸どこまで上がる
「これだけの個人成績を残してチームも日本一連覇なら、とんでもない額に跳ね上がるはずです」
ソフトバンク関係者が柳田悠岐(26)の来季年俸についてこう言った。
15日のオリックス戦、柳田は五回1死から右前打で出塁すると、直後に二盗に成功。これで盗塁数が「30」となり、打率.369、32本、30盗塁で「トリプルスリー」が当確に。さらに、首位打者のタイトルも西武・秋山(打率.360)を抑えて獲得する可能性が高い。リーグ優勝と日本一連覇が加われば、MVPの最有力候補でもある。潤沢な資金を持つソフトバンクだけに、今季9000万円の年俸は倍増では済まないだろう。
前出の関係者は、「他の主力選手とのバランスと今季の数字を考えれば、2億5000万~2億7000万円の攻防では」とこう続ける。
「基本的にトリプルスリーだけなら、2億円強でしょうが、タイトル獲得となればその金額にプラス5000万円ぐらいといわれています。一説には『日本一連覇なら一気に3億円』という声もありますが、その金額は難しい。主将の内川が現在年俸3億円ですし、今オフにFA権を行使して残留濃厚といわれる松田も現在の2億2000万円から3億円近くになりますから。球団もその辺は配慮するはずです」