競技場でもテレビでも より深く観戦できるラグビー「豆知識」

公開日: 更新日:

■ノーサイド 試合終了後に使われるラグビー用語として知られ、ユーミンの名曲のタイトルにもなっているが、世界のラグビーの常識ではない。ワールドカップでも、試合終了でTV画面に表示されたのは「FULL TIME(フルタイム)」だった。

■キャプテンシー 英国発祥のラグビーは、社会人教育、紳士育成という目的もある。試合がはじまれば、選手自らが責任を持ってプレーし、体を張る。その統率をとるのがキャプテンで、監督ではない。W杯南ア戦の勝利は、最後に同点ではなく、ラインアウトからのトライを狙うと決断したリーチ・マイケル主将のキャプテンシーが光った。

■№8(ナンバーエイト) ラグビーにはポジションが15あり、体の大小に応じたさまざまな役割が与えられている。ナンバーエイトはスクラムでは最後尾。フォワードとバックスの中間的な役目で背番号は8。唯一、その背番号がポジション名になって呼ばれているのは、フォワード1番から数えても、フルバック15番から数えても8番目だから。

■楕円形のワケ ラグビーボールはなぜに楕円形なのか。諸説あるが、もともとのボールは豚の膀胱(ぼうこう)をふくらませ、革を張り合わせて作っていたとされる。球形にしたくても技術がなかったのが楕円の理由らしい。

 頭に入れて観戦すれば、ラグビー観戦がもっと楽しめるはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動