競技場でもテレビでも より深く観戦できるラグビー「豆知識」
ラグビーW杯での熱狂のまま、国内リーグの最高峰トップリーグが開幕した。五郎丸歩のヤマハ発動機は14日、トヨタ自動車を18-11で破り白星発進。五郎丸は前半のコンバージョン成功で史上2人目のリーグ通算1000得点を達成するなど、話題には事欠かない。
週末はラグビー観戦といきたいが、ルールは複雑で、用語もチンプンカンプンという初級ファンは少なくない。ラグビーを100%楽しむには、ちょっと予備知識はあるほうがよさそうだ。
■トライ サッカーでいうところのゴール。ゴールではなくトライというのは、H字のポールの間にボールを蹴り入れるキックに挑戦(トライ)する権利の意。昔はトライをしても得点にはならなかった。
■レフェリング 昨今のラグビーで試合を左右するのがレフェリング。ラグビーの場合、ルールが難解なうえ、レフェリー(審判)の「解釈(レフェリング)」に幅があるため、試合ではレフェリーの癖や傾向などを見抜き、その解釈にチームを適応させて「味方につける」必要がある。
■リロード タックルやモールなどで倒れた選手が立ち上がり、再びアタックする体勢に入ること。エディー・ジョーンズ前ジャパン監督が選手たちに徹底指導した。低いタックルとともにW杯で世界を驚かし、ジャパン躍進にもつながったキーポイント。