“生涯抑え”宣言も 厳冬巨人で沢村ホクホク1億円更改の裏側
だからだろう。この日は沢村節全開。「来年も抑え? 抑えでやる気しかないし、そんなに先発、先発連呼されても、先発にこだわっているわけではない。球団から『抑えでタイトルを取って欲しい』という言葉をいただいたし、ボクはここ(抑え)でこれからの野球人生、勝負していきたい」と、“生涯クローザー宣言”まで飛び出した。
3年前のオフ、原前監督の中継ぎ構想を「先発としてしか考えていない」と断固拒否したことがある。それがこの変わりようである。先発では到達しなかったかもしれない1億円プレーヤーの仲間入り。今の本音は「だから抑えはやめられない」だろう。