「方程式」解体か否か 巨人・高橋監督を悩ませる二者択一

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 巨人は11日、今季までロッテでプレーしたルイス・クルーズ内野手(31)の入団が決まったと発表した。14年にロッテ入りし、2年間で通算259試合に出場。打率.247、32本塁打、134打点。今季、パ・リーグ二塁手部門でゴールデングラブ賞を獲得した内野の名手でもある。「守備は誰にも負けない。パワフルな打撃もお見せできる」とコメント。高橋由伸新監督(40)にとって朗報である。が、喜んでばかりもいられない難題も降りかかる。

 来季残留が決定している巨人の外国人選手は、投手のマシソン、マイコラス、ポレダ、メンドーサ、野手のアンダーソンの計5人。そこへクルーズと、獲得濃厚の前ヤンキースのジョーンズが加われば、計7人の大所帯。外国人枠は4しかないから、7人中3人が二軍行きとなる。

 2年契約で年俸200万ドル(約2億4300万円)のクルーズとメジャー122発のジョーンズは、中軸を期待される新戦力のため、開幕スタメンはほぼ決まり。チーム勝ち頭の13勝(3敗)を挙げたマイコラスは開幕投手の可能性もあるエース級だ。これで3枠。残る4人で最後のイスを争うことになる。

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