巨人坂本「15%増で2億5000万円」の大甘査定にOBが疑問符

公開日: 更新日:

「活躍したら年俸は上がる。成績が下がったら給料も下がる。よく阿部が言っているけど、これがプロの基本。球団は坂本を甘やかし過ぎです」

 巨人OBの高橋善正氏がこう言った。26日、都内で契約更改交渉に臨んだ坂本勇人(26)が、3000万円アップの年俸2億5000万円でサインしたと聞き、「甘い。甘過ぎる」と言うのだ。

 主将を任された今季は、左ふくらはぎの故障で約2週間離脱。6年ぶりに全試合出場を逃した。130試合で打率.269、12本塁打、68打点。

「個人的にはふがいないシーズン。打率も本塁打も。もっともっとやらないと」という本人の言葉を借りるまでもなく、ファンの期待を裏切った。にもかかわらず、年俸がアップしたどころか、複数年契約も結んだのだ。

「変動制の複数年でやらしていただいた」(坂本)

 昨14年の.279、16本、61打点から打点以外は成績を落とした。そもそも、この年だって4000万円もアップしている。今回はダウンでもおかしくない数字。良くて現状維持だろう。前出の高橋氏が続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…