由伸監督我慢できるか G新助っ人ジョーンズに致命的弱点

公開日: 更新日:

■助っ人打者を見極めるカギは?

 高橋由伸監督(40)は我慢できるのか。前出の城之内氏が続ける。

「新外国人選手を根気強く使い続けるというのは、他球団にはできても、毎年優勝が義務付けられている巨人では難しいところもある。原前監督はダメだと思ったらすぐ二軍に落としたでしょう。ただ、久しぶりに大物を獲得して、我々OBも楽しみなところがある。宝の持ち腐れにならないように、由伸監督はある程度、我慢して使って欲しい。どんなに大物でも、外国人選手は来てみないと分からない。日本で外国人打者が成功するかどうかを見極めるカギは、変化球を打てるか。今は落ちる球全盛だから、呼び込んで打てるか。このタイプは選球眼もいい。キャンプで日本の野球に慣れさせ、日本式の練習をさせること。あとは由伸監督の忍耐力でしょう」

 ジョーンズは球団を通じ、「読売巨人軍の一員になれたことを大変うれしく思います。人生の新たな冒険にチャレンジすることが楽しみです。日本一達成という目標に貢献することに、自分の全てを捧げたいと思います」とコメントした。

 球団から「4番候補」という“祝儀”をもらった高橋監督。就任1年目から度量が試されることになる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭