評価低すぎたか ソフトB松田「メジャー断念」の真相

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 ソフトバンクから海外FA権を行使してメジャー移籍を目指していた松田宣浩内野手(32)が残留を決めたことが、24日までに分かった。

 松田を巡っては、パドレスら複数の球団が獲得に向けて調査を行っていたとされる。中でも熱心だったのはパドレスで、A・J・プレラーGMが直々に来日して松田と会談を持った。その席で非公式ながら、獲得に向けたオファーがあったとみられる。

 松田が今季終了後、ソフトバンクから提示されたのは「4年総額25億円」。単純計算で年俸は6億2500万円で日本球界最高額だ。一方、パドレスの条件はメジャー契約ながら「1年85万ドル(約1億200万円)」程度とみられる。1億円は控え内野手の評価で、出場機会を確約されたわけではない。

 日本人の野手がメジャーで通用しないのは明らかだ。安い金額で海を渡るよりも、住み慣れた福岡でのプレーを選択するのは当然。松田は夢を追うよりも現実を取ったのだ。

 松田は今日にも正式にソフトバンク残留を発表する。

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