ダルが実弟野球賭博事件への関与否定も MLBは事件調査続行

公開日: 更新日:

「自分はこれまで一度たりとも野球賭博に関わったことはありません。この件に関してメジャーリーグ機構が調査しなければならない事情は理解していますし、その結果、自分の身の潔白が証明されると信じています。継続中の調査でもあることにも配慮して、今後この件に関してコメントをすることはありません。自分は来るべきシーズンに向けた準備に専念します」

 ダルは自身への疑惑を真っ向から否定しているが、仮に関与していた事実が明るみに出れば野球どころではない。メジャーでは野球賭博に関与した選手には厳罰が科される。1年間の出場停止なら処分は軽い方で、悪質と判断されれば永久追放になる可能性もある。

 昨年3月に右肘のトミー・ジョン(靱帯の再建)手術を受け、昨季は全休。術後の経過は順調で、8月には投球練習を再開していた。ジョン・ダニエルズGMは18日、当初の予定通り、5月には戦列復帰が可能との見方を示したばかり。MLB公式ホームページは今季の復活が期待される選手の1番手に挙げ、活躍を予想する専門家は少なくなかった。

 ダルは再び、メジャーのマウンドに立つことができるのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動