ラミ監督異例の抜擢 ベイ山口俊「開幕投手」への決意語る
年明け早々、ラミレス監督から開幕投手に指名された横浜DeNAの山口俊(28)。抑えとして通算111セーブを挙げてはいるものの、先発としての最高勝利数は14年の8勝。昨季はわずか3勝(6敗)に終わった。2ケタ勝利未経験の選手を開幕投手に指名するという異例の抜擢に、本人は何を思うのか。今季から選手会長にも就任した山口に話を聞いた。
――監督から電話で開幕投手の指名を受けたそうですが。
「びっくりしました。知らない(電話)番号からだったし、まさか自分だとは思っていなかったので。指名はされましたけど、まだ確定だとは思っていないので、これからそれを確実なものにできたら」
――先発として2ケタ勝っていない投手の抜擢は珍しい。今まで思ったような結果が残せなかったシーズンもあるだけに、プレッシャーがあるのでは?
「プレッシャーはないですね。むしろこれまでが勝ちにこだわりすぎていた部分があるので、今年は勝ちにこだわらずに自分のやれることをひとつひとつクリアしていくことで結果がついてくると思っています。これまでやってきたことを1段階、2段階と徐々に自分のレベルを上げていけたらと思っています」