理事長を週刊誌で口撃 “悪巧み”仕掛ける貴乃花理事の魂胆

公開日: 更新日:

 先の初場所で日本人力士としては10年(59場所)ぶりに優勝した大関琴奨菊(32)は、果たして横綱になれるのか。98年名古屋場所の若乃花勝以来となる日本人横綱は誕生するか――。

 13日に始まった大相撲春場所は、好角家以外のファンからも注目を集めている。そんな相撲協会が一丸となって迎えるべき場所を直前に控えた折も折、雑音を鳴らしまくったのが貴乃花理事(43)の一派だ。

 元東京地検特捜部長の宗像紀夫外部理事(74)は先週発売の週刊新潮「八角理事長に告ぐ 相撲協会の私物化を止めよ」という特集のインタビューで、「八角さんは、私心なく相撲協会を運営しているとはとても思えない。あらゆる重要な物事は理事会の承認手続きを経なければならないというルールは無視され、コンプライアンスはないがしろにされ、ガバナンスもなっていない」などと発言した。

 28日の理事会で行われる新理事長選出には自分たち外部理事にも投票権があるとか、他の外部理事が八角理事長に投票しないと殺すぞと脅迫されたとか、協会には顧問弁護士がいるのに勝手に別の弁護士を雇ったなどと話している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  3. 3

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    大河ドラマ「べらぼう」の制作現場に密着したNHK「100カメ」の舞台裏

  1. 6

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  2. 7

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  3. 8

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  4. 9

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり

  5. 10

    トランプ関税への無策に「本気の姿勢を見せろ!」高市早苗氏が石破政権に“啖呵”を切った裏事情